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小鳥の健康診断は必要か?
いつからそうなったんでしょうね?
小鳥をお迎えしたら、なるべく早くに「健康診断に連れていく」という新常識。
私が初めてにセキセイインコの雛を飼ったのは今から50年ほど前の小学生の時。当時、小鳥の雛はペットショップじゃなくて、鳥専門のお店に行かなければお目にかかれなかった時代。(どんだけ昔なんじゃ…)
そしてその頃は、”鳥を動物病院へ連れて行く” なんていう発想は1ミリも無かった。
そもそも、小鳥を診察してくれる病院が無かったし。動物病院は犬と猫のためのものだった。
だから愛鳥の調子悪くなった時は、自分の出来る範囲で看病するのが多分ふつうだったと思う。当時はみんな、そんな感じで鳥を飼っていたのではないかな。
ところが今は、『お迎えしたら、先ずは病院へGo』なんです。いつからそうなった?
その新常識、私も知らなかったからメッチャ衝撃だったわ。久しぶりにインコを飼おうと思ってネットで下調べしている時に知った次第であります。
時代は変わったな・・・と (笑)
探したところ、幸いうちの近所に小鳥専門の病院があることが分かり、ナナちゃんもお迎え3日後くらいに診察してもらいました。
鳥の病気(メガバクテリア)
小鳥の病気で最も多いのが「メガバクテリア」。
鳥類の胃に生息している微生物によるものだそうで、これは顕微鏡による便検査ですぐに結果がわかります。
ナナちゃんもこのメガバクテリアにさえ感染していなければ大丈夫、と安易に思っていたのだけれど、なんと!!健康診断の結果、それ以上に心配なことが見つかってしまって…(泣)
鳥の病気(PBFD、BFD、CHL)
先生から「翼の羽の付け根がねじれている部分がある」と指摘された。つまり、感染症の疑いがあると。
もう、ビックリ。まさかまさかの感染症…
とにかく、すぐに検査することになりました。
血液検査と、1週間分のフンを採取しての精密検査。
結果がわかるまで2週間くらいだったかな?
費用は何だかんだで¥15000ほどかかりました。
遺伝子検査結果
結果、幸い結果はどれも陰性でした。
こんなこともあるので、やはりお迎えした鳥の健康診断は必要なんだな、と思いました。知らずにいたら、治る病気も治らなくなる。
特に今回疑われた「PBFD」は、発症してしまったら先ず治らないと思って良いらしい。治療するならキャリアのうちでないと難しいと鳥先生に言われました。
キャリアのうちなら、定期的な注射と漢方などの飲み薬で治る見込みが十分あるという。
「PBFD」は命に直結する恐ろしい病気。
少しお金はかかるけど、気になったら是非、検査してあげて欲しいと思います。